ロゴの周りに 侵してはいけない余白 を「クリアスペース」と呼びます。名刺・看板・SNS バナーで他の要素(文字・写真・枠線)と近づきすぎると、ロゴの認識性が落ち、ブランドが「雑な印象」になります。
この記事では、クリアスペースの算出基準と、名刺・看板・favicon・App アイコンなど媒体ごとの実数値(px / mm)を整理します。
クリアスペースの算出基準
業界標準は次の 2 つのいずれか。どちらでも構いませんが、自社のガイドラインでは一貫させます。
- ロゴ高さの 1/2 を四方に確保 — シンプルで覚えやすい。多くの企業が採用。
- X 高(社名の小文字 x の高さ、または「あ」の高さ)を基準にする — IBM, Apple など欧米大手で多い。1x 〜 2x を四方に確保。
媒体別の実寸ガイド
| 媒体 | ロゴ最小サイズ | クリアスペース |
|---|---|---|
| 名刺(91×55mm) | 幅 25mm | 3〜5mm |
| A4 レターヘッド | 幅 40mm | 8mm |
| 看板(屋外サイン) | 幅 600mm 以上 | ロゴ高さ × 1 |
| Web ヘッダー | 高さ 32px | 16px |
| SNS プロフィール(円形) | 400×400px | 縁から 40px |
| favicon | 32×32px | 2px |
| App アイコン(iOS) | 1024×1024px | 100px |
favicon と App アイコンは「別バージョン」を作る
favicon(16〜32px)は 横長のロゴをそのまま縮小すると潰れる ため、ロゴマーク(シンボル単体)か略号 1〜2 文字に詰めた専用版を用意します。App アイコンも同じく、1024px のキャンバスに シンボル+単色背景 で組み直すのが現代の標準です。
AXIS
GINZA & CO.
クリアスペースを守らないとどうなるか
広告バナー・SNS 投稿・チラシで 他要素がロゴに侵入 すると、ブランド統一感が一気に崩れます。Apple や IKEA のブランドガイドラインを見ると、クリアスペースは「絶対に守る」の項目に分類されています。社内・取引先・印刷会社にロゴデータを渡すときは、必ずクリアスペースを明示した PDF ガイド を 1 枚添えてください。
まとめ
クリアスペースは「ロゴ高さの 1/2 を四方」を覚えれば実務で困りません。媒体ごとの最小サイズと合わせて、最初のロゴ運用ガイド 1 ページに記載しておくと、社内外への配布で迷いません。
LogoLab AI は、生成したロゴと一緒に クリアスペース・最小サイズを記載した使用ガイド を PDF で書き出します。起業家向けロゴ・IT 向けロゴ でも、ブランド運用に必要な情報が一式揃います。