ロゴは「読みやすい記号」ではなく「業種の信号」です。飲食店のロゴが IT 企業のロゴのように見えてしまうと、看板を見たお客さんは「ここで食べていいんだろうか」と一瞬迷います。逆に IT スタートアップのロゴが飲食店風だと、投資家のピッチデックで浮きます。
このガイドでは、LogoLab AI で扱う代表的な 8 業種について、ロゴで押さえるべき信号・配色・フォント方向性をまとめます。AI で生成する前にざっと目を通すと、業種に合った方向で生成しやすくなります。
業種別の指針
飲食店・レストラン
暖簾・看板・メニュー・名刺で連続して使われます。和食店なら明朝の縦組み、洋食店なら英字バランスとセリフ、カフェなら手書き系の柔らかさ。読みやすさよりも「店の温度感」が伝わる方向に振るのが正解です。
美容室・ヘアサロン
Instagram プロフィール・予約システム・店内サインで使い回します。細い線で抜け感を出した明朝、または手書き系の筆記体が定番。色は 1〜2 色、彩度を抑えると上品に決まります。
クリニック・診療所
診察券・問診票・看板・院内サインで統一されます。求められるのは清潔感と信頼感。ブルー系・グリーン系の単色、シンプルなシンボル + ゴシック体が王道。手書き要素や派手な装飾は避けます。
教室・スクール
チラシ・SNS・教材・看板で展開されます。学習塾なら明朝で品格、英会話・音楽教室なら丸ゴシックで親しみ、習い事教室なら手書き系でアットホームに。対象年齢で字形を切り替えます。
IT・SaaS・スタートアップ
プロダクトアイコン・Web ヘッダー・ピッチデック・App Store サムネで一貫して使います。シンプルな幾何図形 + Sans Serif が定石。アイコンだけで識別できる強さが必要なので、文字とシンボルを分離可能なロゴが◎。
不動産
看板・チラシ・物件サイトで使われます。漢字の堅実さを正しく出力できるかが鍵。明朝で重厚に、または太いゴシックで力強く。色は紺・濃緑・茶系などコーポレートカラーが定番です。
EC・ネットショップ
Shopify ストアロゴ・商品パッケージ・配送シール・SNS 広告クリエイティブで連続使用されます。小さく刷っても潰れない太めの字形、商品ジャンルの世界観を伝える 1 色のアクセントが必要です。
NPO・社団法人
チラシ・寄付ページ・年次報告書・イベント告知で使われます。理念を伝える堅実さと、参加者に親しみを感じさせる柔らかさの両立が課題。漢字ベースの明朝 + 補助シンボル、または丸ゴシックで温かみを出します。
AI でロゴを作るときの 3 つのコツ
- 業種を最初に決める。LogoLab AI は業種を選ぶだけで、その業種に合ったフォント・配色・字形に寄せて生成します。「とりあえずカッコいい」より、業種起点で出発した方が、後の編集の手数が減ります。
- 4 案出たら、一旦全部を見てから決める。1 つ目で気に入って手を止めると、もっと良かったかもしれない方向を逃します。4 案ぜんぶ見てから絞ると、軸が立ちます。
- 色は最後に。色を先に決めると、字形が色に引っ張られます。字形・配置でロゴが固まってから、色を 1〜2 色に絞るのが、編集回数の最小ルートです。
まとめ
業種ごとの定石を踏まえれば、AI ロゴ生成は数十秒で「使える方向の 4 案」が出ます。あとは色・字形・配置をブラウザで微調整して、気に入った一枚を SVG で書き出すだけ。生成は無料、買うのは気に入った一つだけ。