クリニックのロゴ色は「青なら清潔」だけでは足りません。診療科ごとに来院する患者層が違うため、最適な配色も変わります。同じ「医療系の青」でも、内科と小児科では選ぶ色相がずれます。
この記事では、4 つの代表的な診療科(内科・小児科・整形外科・皮膚科)について、患者層に効きやすい色とアイコンの方向性を整理します。清潔感の前提はクリニックロゴの清潔感設計に書いた 5 原則の上で読んでください。
診療科別 配色ガイド
内科
ブルー直線中心。落ち着きと正確さ。患者層は幅広い成人、ロゴは「年齢を限定しない」匿名性が高い構成が無難。
字体は明朝 or ニュートラルなゴシック。シンメトリ強め。
小児科
パステル多色を例外的に許容。やや丸みのあるシンボル(くま・はと・葉など)。母親世代が「こわくない」と感じる温度。
角丸 6-10px、字間ややゆとり、絵本のような余白。
整形外科・スポーツクリニック
シルバー・グレー基調。骨・関節・運動を連想させる直線・対角線。男女問わない無機質さ。
ストロークは少し強め(2-2.5px 可)、字体はゴシックの中ウェイト。
皮膚科・美容皮膚科
パウダーピンクやアイボリーなど、肌に近いトーン。装飾を最小限にして「素肌っぽさ」を演出。
細線、明朝寄りのセリフ体、字間広め。
診療科ごとのアイコン選び
モチーフは「分かりやすさ」より「印象との整合」を優先します。聴診器や注射器など直接的な医療器具は、見慣れすぎて差別化に効きません。代わりに、抽象モチーフで雰囲気を作ります。
| 診療科 | 向くモチーフ | 避けるモチーフ |
|---|---|---|
| 内科 | 円・十字の抽象化、葉、波 | 注射器、薬瓶 |
| 小児科 | 動物(くま・うさぎ・はと)、星、風船 | 注射器、人体図 |
| 整形外科 | 直線、矢印、骨格抽象、山 | 骨そのもの、車椅子 |
| 皮膚科 | 花、水滴、円弧、葉 | 肌断面図、にきびイラスト |
配色パレット(実数値)
診療科別に「これを入れておけば外しにくい」配色サンプルを並べます。それぞれメインカラー + 補助グレー + 白で組み立てます。
実際のサンプル
麻の葉クリニック
桜クリニック
藍メディカル
Circle 内科
まとめ
診療科ごとの患者層を意識して色相を分けるだけで、ロゴの伝達効率は大きく上がります。内科=直線ブルー、小児科=パステル丸、整形=シルバー直線、皮膚=パウダー細線、の 4 軸を起点に、自院のキャラクターを少し足していくのが現実的です。詳細な業種別ガイドはクリニック向けロゴ作成に整理しています。
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